ナカのひとびと

豊作を祈る半夏生に味わうタコ飯

豊作を祈る半夏生に味わうタコ飯半夏生は夏至から11日後、または七十二節季のひとつです。田植えを終える目安、つまり農作業の節目として大切な日とされてきました。稲の豊作を祈るのになぜタコなのでしょうか?タコの足は8本もあり自由自在に動いて、しかも太い。だから、地に根を張り立派な稲に育ってほしいという願いがこめられるのです。

このような由来を楽しみながら「半夏鮹」をいただきます。漁獲量が多いことで知られる瀬戸内海沿岸地方の海は潮の流れが速い。身がしまったタコは炊き込みごはんにぴったりです。煮汁ごと炊き込んでタコの美味しさを満喫してください。

オサカナハネタ編集部

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