中央魚類 SINCE 1947

サステナビリティ

当社および当社グループは、環境、社会、ガバナンスの観点で、積極的にサステナビリティに取り組んでいます。特に水産資源や生態系などの環境にやさしい方法が評価され、国際的な認証を受けました。環境保護に向けて積極的に活動しています。

マルナカのサステナビリティへの取り組み

当社は、サステナブル・シーフードを掲げるMSC、ASC、MELなどの国際的な水産資源・環境保護活動に賛同し、水産卸売業として、いち早く認証を取得して活動しています。 また、当社は、水産庁が「適切に水産魚を選択して食べることはSDGsに掲げられた持続可能な消費行動である」として定めた「さかなの日」の賛同企業に登録しています。さらに、子どもたちへの海洋教育並びに水産業に対する啓蒙普及を目的として活動するNPO「海のくに・日本」主催の子供記者団の取材に協力しています。NPO「くじら食文化を守る会」賛助会員としても活動しています。

環境
水資源の保全
当社は、適正かつ厳格に管理された持続可能な天然および養殖の水産物を守るため、MSC、ASC、MELなどの国際認証を取得してサステナビリティに取り組み、過剰な漁獲の要因の一つとされる違法漁業(IUU, Illegal Unreported and Unregulated)を撲滅するために、法律を遵守し、トレーサビリティ用のシステム開発を進めています。また水産物のサプライチェーンの各機能を各グループ会社が担うことで、減少する水産物資源を守り、付加価値を高める活動を実践しています。
資源・エネルギーの効率化
資源・エネルギーを大切に使用するために、当社は出荷者から始まる水産物サプライチェーンの効率化に積極的に取り組んでいます。
環境負荷の低減
生態系に与える影響を最小限に食い止めるために、MSC、ASC、MELで認証された商品の取り扱いを増やすことに賛同し、その普及活動に協力しています。
社会
人権・労働環境の向上
役職別や年次別の研修、コンプライアンス研修を定期的に実施しています。また、社員自身の病気やケガなどにより就業継続が困難となった場合に備えたGLTD 保険に加入し、従業員が安心して働ける環境の整備に努めています。人事評価制度については、より公平で分かりやすい人事制度を目指して、2022年度に新制度に改定しました。今後は、さらに社員一人一人がやりがいをもって働くことができ、当社グループにおいて人材が一層活躍するための人事運営に注力していきます。
地域社会への貢献
創立以来、築地時代から豊洲市場においても地域社会との共生を実現し、活発に活動してきました。
多様性の尊重
育児や介護などでキャリアが寸断されがちな社員、特に女性社員がキャリアを継続できるような仕組みを作り、実効性を高めています。また、女性社員向けのキャリア研修を実施しています。高齢者や障がい者の雇用にも一層積極的に取り組んでいきます。
ガバナンス
コーポレートガバナンス
当社では、経営理念の下、企業価値の最大化に向けて、全てのステークホルダーと良好な関係を築き、長期安定的に成長し発展していくことを目指しています。それを実現するためには公的使命を担う企業として公正で透明性の高い経営活動を展開し国際社会から信頼されることが重要です。かかる認識の下、以下の5点を基本方針に掲げコーポレートガバナンスの充実に取り組んでいます。
  1. 株主の権利を尊重し、株主の平等性を確保するとともに、適切な権利行使に係る環境整備や権利保護に努めます。
  2. 株主以外のステークホルダー(消費者、従業員、取引先、地域社会、行政機関等)と、社会良識を持った誠実な協働に努めます。
  3. 法令に基づく開示を適切に行うとともに、法令に基づく開示以外の情報も主体的に発信し、透明性の確保に努めます。
  4. 透明・公正かつ機動的な意思決定を行うために、取締役会の役割・責務の適切な遂行に努めます。
  5. 株主とは、当社の長期安定的な成長の方向性を共有した上で、建設的な対話に努めます

マルナカのSDGs

当社は、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」に向けて積極的に活動しています。同時に、以下のようなSDGsの活動に取り組んでいます。

  1. 節電・節水
    • 目標12「つくる責任 つかう責任」
    • 目標13「気候変動に具体的な対策を」
  2. 食品ロス削減、ごみの分別と減量
    • 目標2「飢餓をゼロに」
    • 目標12「つくる責任 つかう責任」
    • 目標13「気候変動に具体的な対策を」
  3. ペーパーレス、デジタル化を進めることで紙の使用を減らす
    • 目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
    • 目標12「つくる責任 つかう責任」
    • 目標13「気候変動に具体的な対策を」
  4. ジェンダー平等
    • 目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
  5. 災害対策
    • 目標11「住み続けられ宇まちづくりを」
    • 目標13「気候変動に具体的な対策を」